こんにちは!
いつも読んでくださり
ありがとうございます。
今日はちょっと恥ずかしい
お話をさせていただこうと思います。
実は私、投資を始めた頃に
「早く結果を出したい」
という気持ちに負けて、
大きな失敗をしてしまったんです。
あの頃の私は、まさに
「短期的な利益に走って損をした」
典型例でした。
今振り返ると、
なんであんなに焦っていたんやろう
と思うのですが、
当時は本当に必死やったんですよね。
この記事を読むことで得られる5つのメリット
✅️短期的な利益追求がなぜ危険なのか具体的な理由と対策が分かります
✅️長期的な目標設定の重要性と、その設定方法を学べます
✅️投資で失敗しないための基本的な考え方を身につけられます
✅️お金との向き合い方を根本から見直すきっかけを得られます
✅️資産形成の正しいステップを理解し、実践に移せるようになります
私が犯した「短期利益追求」の大失敗
始まりは「すぐに結果が欲しい」という焦り
2014年頃、アベノミクスで
株価が上昇して投資ブームが
盛り上がっていた時期に、
「この波に乗り遅れたらあかん!」
と思い立って投資を始めました。
当時の私の心境は、こんな感じでした。
「みんな株で儲けてるって話をよく聞くし、
私も早く始めて早く結果を出したい!」
今思えば、
この「早く結果を出したい」
という気持ちが、
すべての失敗の始まりやったんです。
投資雑誌の甘い言葉に踊らされて
投資情報サイトや
証券会社のレポートを見ては、
「これや!」と飛びついていました。
2014年当時は
今ほど投資系のインフルエンサーは
多くありませんでしたが、
投資雑誌の「急騰期待銘柄特集」
などを見ては、
短期的な値上がりを狙った銘柄に
手を出していました。
特に印象に残っているのが、
ある投資雑誌で
「急騰期待の新興銘柄特集」
として紹介されていたIT関連企業の株。
その時の私は、
企業の事業内容も
財務状況も全く調べずに、
「専門家が言うんやから間違いない」
と思い込んで投資してしまったんです。
「ナンピン買い」という沼にハマる
結果は予想と真逆。
その株は購入後すぐに下がり始めました。
普通なら損切りを考えるところですが、
私は「ナンピン買い」
という手法を知ったばかりで、
「安くなったら買い増しして
平均取得価格を下げればいい」
と考えたんです。

ナンピン買いとは:株価が下がった時に追加で購入することで、平均の購入価格を下げる投資手法のこと。
しかし、
その株はどんどん下がり続け、
結局投資額の70%を失ってしまいました。
生活費にまで手を出してしまい、
精神的にも経済的にも本当に辛い時期でした。
なぜ短期的な利益追求は危険なのか
市場の本質を理解していない
株式市場は、短期的には
感情に左右されやすく、
予測が非常に困難です。
一方で長期的には、
企業の本質的な価値に
収束していく傾向があります。
私が失敗した時は、
この「市場の本質」を
全く理解していませんでした。
株価の動きを宝くじのように捉えて、
「当たれば儲かる」程度の認識やったんです。
感情的な判断が増える
短期的な利益を求めると、
どうしても感情的な判断が増えてしまいます。
- 株価が上がると
「もっと上がるかも」と欲が出る
- 株価が下がると
「すぐに戻るはず」と根拠のない期待を抱く
- 損失が出ると
「取り返さなければ」と焦る
この感情の波に飲まれると、
冷静な判断ができなくなってしまうんです。
手数料と税金の負担が重い
短期売買を繰り返すと、
取引手数料がかさみます。
例えば、
1回の取引で
500円の手数料がかかるとして、
月に10回取引すれば5,000円。
年間だと60,000円もの手数料を
支払うことになります。
失敗から学んだ「長期目標設定」の重要性
具体的な目標設定の方法
失敗を経験した後、
私は投資の基本を一から学び直しました。
そこで学んだのが、
具体的な目標設定の重要性です。
SMART目標設定法を使って、
以下のように目標を設定しました。
S(Specific:具体的) | 老後資金として2,000万円を準備する |
M(Measurable:測定可能) | 毎月5万円ずつ積立投資を行う |
A(Achievable:達成可能) | 現在の収入から無理なく捻出できる金額 |
R(Relevant:関連性) | 将来の生活設計に直結する目標 |
T(Time-bound:期限付き) | 25年後の定年退職時まで |
投資期間を明確にする重要性
長期投資の威力を理解するために、
複利効果について学びました。

複利効果とは:投資で得た利益を再投資することで、利益が利益を生み出す効果のこと。
例えば、
毎月5万円を年利5%で
20年間積立投資した場合:

- 投資元本:1,200万円
(5万円×12か月×20年) - 運用成果:約2,055万円
- 利益:約855万円
この計算を見た時、
「長期投資ってこんなにすごいんや」
と心から感動しました。
実践して分かった「長期投資」の威力
インデックス投資との出会い
長期投資を始める際、
私が選んだのは
「インデックス投資」でした。

インデックス投資とは:日経平均株価やTOPIXなどの指数(インデックス)と連動する投資信託やETFに投資する方法のこと。
個別株の銘柄選びで
失敗した経験があったので、
市場全体に分散投資できる
インデックス投資は、
私にとって安心できる選択肢でした。
ドルコスト平均法の効果を実感
毎月一定額を投資する
「ドルコスト平均法」を実践することで、
価格変動リスクを
軽減できることを実感しました。

ドルコスト平均法とは:定期的に一定金額で投資を行うことで、価格が高い時は少なく、安い時は多く購入する投資手法のこと。
株価が下がった時も
「安く買えるチャンス」
と思えるようになり、
精神的にも楽になりました。
短期思考から長期思考への転換点
投資日記をつけ始めた
投資を始めて半年後から、
投資日記をつけるようになりました。
そこには以下のことを記録しています。
- その日の投資額と評価額
- 市場の動向についての感想
- 自分の感情の変化
- 学んだことや気づいたこと
この日記を読み返すことで、
自分の成長や
市場に対する理解の深まりを
実感できるようになりました。
【習慣を身につける秘訣👇️】
メンターとの出会い
投資を始めて2年後の2016年、
職場の先輩で
投資歴20年のベテランの方と出会いました。
その方から教わったのは、
投資の技術的な話だけでなく、
「お金との向き合い方」そのものでした。
「投資は手段であって目的ではない。
大切なのは、
自分がどんな人生を送りたいかを
明確にすることや」
この言葉が、
私の投資に対する考え方を
大きく変えてくれました。
長期投資で得られた3つの大きな変化
1. 精神的な安定
短期売買をしていた頃は、
株価の動きに一喜一憂して、
精神的に不安定でした。
しかし、
長期投資に切り替えてからは、
日々の株価変動を気にしなくなり、
精神的に安定しました。
2. 金融リテラシーの向上
長期投資を続けることで、
自然と経済や金融に関する知識が
身につきました。
企業の財務諸表の読み方、
経済指標の見方、
世界経済の動向など、
これらの知識は投資だけでなく、
仕事や日常生活でも役立っています。
3. 将来への安心感
計画的に資産形成を進めることで、
将来への不安が大幅に軽減されました。
「このペースで続ければ、老後は大丈夫」
という安心感は、
現在の生活の質を向上させてくれています。
失敗しないための投資の基本原則
投資は余剰資金で行う
投資は必ず余剰資金で行いましょう。
私が推奨する資金配分は以下の通りです。
- 生活費(6か月分):普通預金
- 緊急時資金(6か月分):定期預金
- 余剰資金:投資
分散投資を心がける
「卵は一つのカゴに盛るな」
という投資の格言があります。
インデックス投資は、
この分散投資を簡単に実現できる
優れた手法です。
定期的な見直しを行う
年に1〜2回程度、
以下の点をチェックすることをおすすめします。
- 目標に対する進捗状況
- 投資バランスの調整(リバランス)
- ライフステージの変化に応じた戦略修正
これから株式投資を始める人へのメッセージ
小さく始めて学び続ける
投資を始めようと思っている方には、
「小さく始めて学び続ける」
ことをおすすめします。
最初から大きな金額を
投資する必要はありません。
月千円でも1万円でも、
自分の無理のない範囲で始めてください。
失敗を恐れすぎない
私のように大きな失敗をしても、
それを糧にして学び続ければ、
必ず道は開けます。
失敗を恐れて何も行動しないより、
小さく始めて経験を積む方が、
結果的に大きな成果を得ることができます。
投資の基礎知識を身につける
投資を始める前に、
最低限の基礎知識を
身につけることが重要です。
書籍を読んだり、
セミナーに参加したりして、
投資の基本概念を理解しましょう。
もし
「投資の基礎からしっかり学びたい」
「お金との向き合い方を根本から見直したい」
と思われた方は、
体系的に学べる
「お金の教養講座」がおすすめです。
私も受講しましたが、
投資だけでなく、
家計管理や保険、税金まで
幅広く学ぶことができました。
また
「株式投資を基礎から学びたい」
という方には
「株式投資スクール」
も良い選択肢やと思います。
企業分析の方法や
銘柄選定のポイントなど、
実践的な内容を学ぶことができます。
まとめ:失敗から学んだ本当に大切なこと
私の投資失敗体験談をお読みいただき、
ありがとうございました。
短期的な利益を追い求めて
大きな損失を出した経験は、
確かに辛いものでしたが、
その失敗があったからこそ、
今の私があると思っています。
失敗から学んだ最も大切なことは、
「投資は人生設計の一部」
やということです。
目先の利益にとらわれるのではなく、
自分がどんな人生を送りたいかを明確にし、
そのための手段として投資を活用する。
この考え方が定着してから、
投資成果だけでなく、
人生そのものが充実するようになりました。
投資で大切なのは、
「失敗してもいい」
という気持ちを持つことです。
失敗を恐れて何も行動しないより、
小さく始めて学び続ける方が、
結果的に大きな成果を得ることができます。
これから投資を始める方、
または、私と同じような
失敗を経験された方には、
ぜひ長期的な視点を持って
投資に取り組んでいただきたいと思います。
一緒に学び続けて、
豊かな未来を築いていきましょう!
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました。
あなたの資産形成が
成功することを心より願っています。
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